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酸化と糖化

8月の上旬にカイロプラクティックの先生たちが参加する勉強会がありました。そこで「糖化」のお話を聞いてきました。

 

「酸化」という言葉はもうほとんどの人が聞いたことがあると思います。もともと体内にある活性酸素がストレスにより増えすぎて、必要以上に自身のカラダを攻撃する。イメージとしては「錆びる」ということです。活性酸素は本来は体内に侵入した菌やウイルスを殺す役割を持っています。カラダの方も抗酸化作用を備えていて、活性酸素が増えすぎないようにしています。しかし、加齢とともにその作用は低下してしまいます。加齢だけではなく、飲酒、運動不足、喫煙、精神的ストレスでも活性酸素は増えてしまいます。

必要以上にに増えた活性酸素は自身のカラダを攻撃して病気の発症に加担します。糖尿、高血圧、動脈硬化など、ガンやアルツハイマー病も危険視されています。

 

「糖化」は酸化より知っている人は少ないのではないでしょうか?カラダの中でタンパク質と余った糖が結びついてAGEsという老化物質がうまれる反応のことです。イメージとしては「焦げる」ということです。AGEsは加齢に伴って体内に蓄積されていき老化を促します。「糖化」という言葉からも血糖値が高いとAGEsがより一層増えることは想像されます。

AGEsが蓄積されると、血管が傷み、心筋梗塞や脳梗塞が助長され、骨粗鬆症や筋力低下も招きます。そしてアルツハイマー病との関連を指摘されています。

 

酸化と糖化はお互いに増やし合う厄介な関係にあります。アンチエイジングのため、生活習慣病を防ぎより健康的に年齢を重ねていくためには、この「酸化」と「糖化」を意識することが必要です。